書店時代の栄和堂の姿と創業の話
書店時代の栄和堂の写真を発見しました。
近隣の方々にとっては懐かしい写真だと思います。フジカラーペイントが良い味出してます。僕もよく文房具買ってたなー…。バス停の真ん前なんで、雑誌がすすを被って大変だったと聞きました。ギリギリ写ってないですけど、隣がほか弁でしたよね。
これが現在の栄和堂です。建物全体をピンクに塗装しなおしてます。「本」と「文具」には、ピンク色のガムテープを貼り付けて消しております。隣のほか弁は、今は整骨院になってます。
1973年、叔父さんが22歳の時に創業
書店時代の栄和堂は、1973年、僕の叔父が22歳の時に創業致しました。創業にあたって大学を中退したそうです。実は僕と叔父とは、大学も学部も同じなのです。やはり血は争えないってことなんすかね…。
創業当時から変わらぬ本棚
何度もこのブログには出て来ていますが、本棚は桜の木で出来ていて、創業当時から変わっていません。よく見ると、壁にある柱に合わせてカットされているので、旧店主である叔父がオーダーメイドで作ったものと思われます。
現在に至るまで、ずっと本を支え続けたこの本棚ですが、
- ほぼ「たわんで」いない
- ほぼ「焼けて」いない
という状態で残っており、非常に丈夫で質の良いものだと考えられます。旧店主がおそらく結構な費用をかけて作ってくれたのでしょう。感謝です。
本棚が「空いている」ということ
焼けていないということに関しては、書店時代はずっと本が入っていたことが主な要因かと思われます。本屋さんの本棚は、常に一杯になっていて、背板の部分はあまり表には出ないですからね。
でも現在は、あえて本棚を一杯にはしておりません。
本好きな方にとっては埋まっていたほうが良いのかもしれないけど、空いている方がなんか手に取りたくなりますね
これはあるお客様から頂いた言葉です。ブックスペース栄和堂は本好きの方はもちろん、本を読むことがそれほど好きじゃない方にも来て欲しいと考えてます。老若男女が気軽に行ける場所が街の本屋の良さだと思うからです。
とはいえ、今はかなり空いている状態なので、どんどん本は増やしていく&循環させていきます。
書店時代の本棚を眺めるだけでもOKです!
ブックスペース栄和堂は、12:00〜23:00営業です。(水・日・祝日定休)
皆様のご来店を心よりお待ちしております。