天井と壁の色を決める
40年続いた街の書店「栄和堂」を新しい形で再発明しようとしておりますが、そのきっかけは、元々あった本棚と床だったりします。
床一面の本棚は桜の木で出来ており、非常に丈夫。そして月日が流れているからこその風合いがある。レンガ質の硬い床にはお客様が歩いて出来た磨り減りがあり、歴史を感じさせる…。
逆に言うと、本棚と床以外は、白地で汚れが目立ちます。天井はすすで黒く、壁は剥がれや穴が所々にあります。そして、ドア付近には謎の木目クロスが…。
このままじゃちょっと埃臭いので、天井、壁をクロス張りしてきれいにします。そこで考えないといけないのが、クロスの色です。
当初、工務店から貸してもらったサンプル帳を元に親父と2人で決めちゃおうかと思いましたが、これが素人には難しい。種類も無数にあるし、サンプルも小さいので実際のイメージがつきにくいんですね。
ってことで、内装クロスメーカーであるサンゲツさんのショールームに行ってまいりました。品川から徒歩5分のところにあるので、神奈川県民にとっても近いですし。
さてこの品川ショールーム、なんでもこの7月30日にリニューアルしたばかり。エントランスも綺麗だし、サンプル数も豊富、そしてアドバイザーの方も親切で、結論から言うとめちゃくちゃ良かった!!
店舗のコンセプトと既存の本棚と床の色、IKEAで購入予定の家具の色、カウンターの色などなど、持っている情報を伝えると「ふむふむ、そんじゃこんなんどうでしょう?」とすぐに提案してくれるアドバイザーさん。これぞ、色のプロ!ッて感じです。
規定の1時間を30分オーバーしてしまいました(アドバイザーさんすみません!)が、ほぼ以下に決定しました。
- 店舗内↓
- トイレ↓
IKEAの家具が北欧のダークグレー系が多いので、天井をグレー系にすると重たくなりすぎてメリハリがなくなるのでは、とのこと。そして本棚と床がえんじ色であるので、黄色系がオススメです、とのことでした。
天井の色をめちゃくちゃ迷っている僕を見て、アドバイザーの方が「私だったらこれにします!」と言ってくれたのが黄色だったのです。めちゃくちゃどきっとしました。あれは効きますね。惚れそう。
そんなこんなで上のようなサンプルをいくつかもらって、新橋で一杯のんで帰宅しました。これらを実際の店舗の壁に貼っつけてみてから最終決定致します。いやー本当に行ってよかった。
困ったらショールームへ行け!ですね。