栄和堂ブログ

鎌倉の端っこにあった書店「栄和堂」僕らはここを「ブックスペース」として本屋の再発明をしていきます。公式HP http://eiwado.space/

空調計画

元書店の栄和堂には、エアコンが既に1台あります。

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店内にあった本棚を片付けて一息ついた時に、「あれ逆に1台しか無いのか!?」とも思いましたが、この1台は業務用で一般家庭用のエアコンよりは馬力があります(型番を調べると2馬力でした)

書店の時はそれほど長い時間滞在しないので、1台で大きな問題が無かったかと思います。ただ今度は飲食店という形態でかつ、「憩いのスペース」にするために、温度や湿度を居心地の良い数値にしておくことは必須条件。

おそらく空調的に一番しんどいのは夏場だということで、夏にこのエアコン1台でどれくらいの気温になるか実験してみました。

実験した日は7月某日、シャッターを開けた状態でエアコンの設定温度は16度フルパワー。当然、スイッチをつけた当初は暑かったですが、1時間後の数値がこれ。

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体感的には「1人ならギリギリ耐えられるけど、複数人が入ってきた時にはちょっときついかなー」という感じ。温度計の顔文字くんもなんともいえない表情になってますしね。

ってことで、新栄和堂ではもう1台エアコンを増設致します。

インターネット等で調べてみると、店の形態と坪数によって、標準的に必要な馬力の目安が掲載されています。20坪の喫茶店のところを見てみると、大体5〜6馬力が必要とのこと。そこで新たなエアコンは3馬力の壁掛けタイプにすることにしました。

そしてスイッチの入り切りの操作はワイヤードという形にします。よく会社の会議室とかにあるあれです。

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「普通のリモコンでええやん」って思う方がいらっしゃるかと思いますが、結構大事なとこなんです、ここ。普通のエアコンで使用されているワイヤレスリモコンで起こる問題点がいくつかあるんです。

電波が飛んでるか飛んでないか分からない問題

誰もがやったことのある、「一度『入』ボタンを押しても電波が届いてなくて、もう一度押したら『切』の指示を出してしまう」というやつです。あれ、ツンデレ感半端ないですよね。

リモコン紛失問題

リモコンを紛失すると、エアコンって本体にボタンが無い(もしくは数が絞られている)パターンがあって、何も操作できなくなります。今回の既存のエアコンも結局、新しいリモコンを購入しました。

どっちのエアコンがどっちのリモコンか分からない問題

違うメーカーを取り付けるなら良いのですが、今回新設する予定は、既存のエアコンと同じ東芝製のものなので、この問題が発生します(まぁこれはこっちの責任ですが…)


これらの問題について、家で1人でイライラしているなら全く構わないですが、お客様がいる店舗内で発生したらまずい!のでワイヤードにしました。

ということで、栄和堂の空調にもご期待ください。