人と人をつなぐ装置としての本
コーヒースタンドに続き、第2のスタンドである「ブックスタンド」を中央机に作成致しました。
店舗に入れる家具を全て配置してみると、当初考えていたレイアウトだと席と席の間の感覚が狭くなり、本棚とコーヒースタンドとの動線が取れなくなってしまいました。
そこで試してみたのが、「2つの横長のテーブルをくっつけて、4辺に椅子を配置する」レイアウトです。
実はこれ、IKEA港北店のレストランで同じ机がこの配置になっていたのです。そこで飯を食っていた親父と僕が「この配置いんじゃね?」ってことでやってみました。
ただこうなると、真ん中のスペースが非常に勿体無いのです。そこで良い感じのブックスタンドがあったので、購入したというわけです。
人と人をつなぐ装置としての本
テンションが上ったので、とりあえず目についた本を並べてみました。
ちょっとこのチョイスは脈絡が無さすぎですが、もしここに自分の興味のある雑誌があったりしたら、思わず手にとってしまうのでは?そして、その本を隣に座っている人と一緒に読むのでは?もしくは本を読まずとも、本の表紙で会話が出来るのでは?と色々と妄想してしまいました。
そして、このスタンドは、壁の本棚よりも流動性を高めて運用できそうです。例えば、その時々に世の中で話題になっているもの、この間だとラグビーワールドカップの時期にラグビー雑誌を置けば、自然と話題が生まれるのでは無いかなーと。
新栄和堂はあまりクドくない程度に「 ワイワイ型 」の演出にしてみます。つまり、コーヒースタンドで飲み物と軽いお菓子を食べれるだけで、あとは本とソファーなどと広めのテーブル。そこでお客さん同士のコミュニケーションを促すのです。喫茶店でかつ、本が読めるようなブックカフェは既に世の中にありますが、ワイワイ型という点でも、違いがあるかもですね。これが結果的に上記した「本をキッカケに人と出会ったり、新しいことを知ること」へつながるのではないか?と思っています。これもとりあえず楽観発想です。
これは当ブログの7月のエントリーからの引用ですが、この「ワイワイ型への仕掛け」の一つとして機能してくれないかと期待しています。