2016年9月5日(月)村上"ポンタ"秀一&服部龍生 Special Duo Live を開催します(イベント終了報告追記)
2016年9月5日(月)ブックスペース栄和堂にて、村上"ポンタ"秀一&服部龍生 Special Duo Live を開催します。
日本有数のドラマー 村上"ポンタ"秀一が鎌倉・深沢にやってくる!
6月に開催した栄和堂初の音楽ライブイベント「本と音vol.1」、おかげ様で満員御礼にて開催されました。
そのFacebookページをある人づてに服部龍生さんのマネージャー様が偶然に見つけてくださったのです。村上"ポンタ"秀一さんと服部龍生さんはこの7月から全国の小さな店舗などを巡りライブを開催しているらしく、本棚に囲まれたライブ写真を見て「是非栄和堂でもライブを!」とお声をかけてくださったのです。いやー、ミラクルって起こるんですね。人のご縁って素晴らしい!
ちょっとだけ音楽に詳しい方なら当然ご存知かもしれませんが、村上"ポンタ"さん、そして服部龍生さんのプロフィールをご紹介致します。
【村上“ポンタ”秀一 (Murakami”Ponta”Shuichi 】Drums
1972年に”赤い鳥”に参加して以降、渡辺貞夫、山下洋輔、坂本龍一、Ray Charles、B.B.Kingら、国内外の超一流ミュージシャンとセッション、さらに井上陽水、山下達郎、松任谷由実、矢沢永吉、沢田研二、桑田佳祐、DREAMS COME TRUEなど、膨大な数のミュージシャンのスタジオ・レコーディング、ライヴに参加。 現在も、サウンド・プロデューサーとしてさまざまなアーティストと新たな音作りを続ける一方、いちドラマーとしてだけでは捉えきれない高い音楽性と幅広い活動を繰り広げ、今もなお常に進化し続ける世界のトップアーティストである。
詳しくは村上"ポンタ"秀一さんのホームページをご覧ください。
村上"ポンタ"秀一さんは本がお好きだそうで、ご自身の著作もあります。今年1月に発売された「俺が叩いた。」を持ってくれば、ひょっとしたらサインが貰えるかも!?
【服部龍生(Ryusei Hattori)】6 string bass
6弦フレットレスベース一本でオリジナル曲を奏でるソロ演奏家。ベースをクラシックギターのように弾くスタイルで、メロディーの美しさが際立つ立体的な深い響きと豊かな表現力で創りあげる独特の世界観に定評がある。ジャンルに縛られることのない楽曲は年齢や性別を問わず、アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、台湾でのコンサートを通じて海外にもファンが多い。2013年、カホンとのデュオで2枚のCDを全国発売(完売)。
詳しくは服部龍生さんのホームページをご覧ください。
日本有数のドラマーと6弦ベーシストのデュオを間近な距離で観られる!こんな機会、もう無いかも!?ですので、お申し込みご希望の方はお早めに連絡を!
チケット情報
- 日時:2016年9月5日(月)18:15開場 19:00開演
- 前売:4,000円 当日4,500円(+要ワンドリンクオーダー500円)
- 学生割引:小学生1,000円、中高生2,000円、大学生3,000円(+要ワンドリンクオーダー500円)
- 未就学児:無料(ワンドリンクオーダーも必須ではありません。ご注文は可能です)
- 定員:70名(座席50名 立ち見20名)
- お申し込みの先着順で座席枠を確保致します。座席をご希望の方はお早めにお申し込み下さい。
- 座席の位置は自由席となります。当日お越し頂いた順にお座り頂きます。(開場時間前のご入場、並びはご遠慮下さい)
- 料金は当日現金にてお支払い頂きます。
イベント終了報告
当日の様子はこちら↓
いやー無事終わってホッとしました…。ご来場頂いた方々、誠にありがとうございました!
ブックスペース栄和堂の基本情報はこちらをご参照ください。
鎌倉にある出版社「港の人」の書籍、販売開始!(ゆる連携シリーズ第3弾)
かまくら駅前蔵書室、銀の鈴社に次ぐ、ゆる連携シリーズ第3弾として、鎌倉にある出版社「港の人」の本を販売し始めました。港の人の情報はこちら↓
今回のゆる連携は、お客様同士がゆるゆるとつながって、港の人の方(分かりにくいですね笑)の耳に栄和堂が伝わり、実際にご来店頂いたことから始まっております。「まぁお互いにマイナスになることは無いと思うので、とりあえずやってみましょう」というノリでゆるく始まっております。
栄和堂に入って奥の本棚、トイレの入口の側に港の人コーナーを作成しました。あまりギチギチに並べず、綺麗な装丁が見えるように贅沢に本棚を使っております。なかなか面白そうな本が並んでます。
その中でも特にオススメなのは、「かまくらパン」です。港の人のHPより、特徴を抜粋します。
日々の暮らしを大切にする人が多く住む鎌倉は、個性豊かなパン屋さんが多くある街でもあります。オールカラー80ページの本書は、鎌倉住民に広く愛されているパン屋さん、近所の人たちが頻繁に通う隠れ家的パン屋さん、2015年にオープンしたばかりのパン屋さんなど計22店を、地元の出版社ならではの目線でご紹介します。
「かまくら」の「パン屋」にフォーカスして1冊の本を作っちゃうなんて素敵!実際、鎌倉って(JR駅の方ですが…)パン屋多いですもんね。この本片手にパン屋巡りなんて面白そう!装丁も可愛いし、サイズもちょうどいいので、手元に1冊置いておきたい本ですね。
ご購入の際はカウンターまでお持ち下さい。もちろん、立ち読みや座り読みもOKですよー。
その他、鎌倉で活動しているクリエーターの作品もご購入頂けます
実は港の人の書籍以外にも、縁あってゆる連携して頂いた様々なクリエーターの作品を販売しております。このタイミングで一挙にご紹介!
余村藍さん
ご近所に住んでいる画家さんです。ポストカードと絵画を販売しております。東京タワーの絵葉書の色が綺麗です。
山口茉莉さん
こちらもご近所に住んでいる空想建築家の方です。近々鎌倉で個展も開くそうです。個人的に箱に入ってる作品が好き。
鎌倉エコトバ屋
北鎌倉在住の日本画家と文章家のポストカードです。絵も素敵ですが、文章も読むと面白いです。
たまねぎさん
鎌倉周辺で活動されているイラストレーター「たまねぎ」さんの作品です。可愛い小物がたくさん!お子様も喜びそう。
たまねぎさんの詳細はこちら↓
檜のしおり
ご近所で版画工房をされている方の作品です。薄い檜に活版印刷で文字を書いております。
栞に挟んで、くすっと笑ってしまう言葉ばかりで面白いです。この「栞言葉」は、オーダーメイドも可能です。自分のためでも良し、誰かへのプレゼントでも良し、是非ご利用あれー(栄和堂店頭で受け付けてます)
小椋双葉さん
鎌倉で活動されている方で、何回か個展も開いています。色使いが素敵ですね。ペンダントやピアスもあります。
ゆる連携は随時募集中です
こんな感じで、「本棚を介して人とつながれる」というコンセプトを(ちょっとずつですが)形にしつつあります。あくまで「本棚を介して」ですので、上記のように本が関係なくても基本的には問題ありません。
本棚を「何かをディスプレイして、それを眺めることが出来る。そして(モノによっては)実際に手に触れることが出来て、触覚で感じられる場所」と定義し、それが色々な人によって更新されること目指しています。ご興味のある方はお気軽にご連絡下さいませー。
6月23日に、栄和堂初の音楽イベント「本と音」が行われます。 お申し込み方法:お名前と申込人数をご記入の上、下記いずれかの連絡先までご連絡ください。
- info@eiwado.space
- 0467-67-6814
- Facebookイベントページにて「参加予定」ボタン押下 → 本と音vol.1
- または店頭でもお申込可能
※詳細はこちら
消費者としてでは無く
先日、この本を読みました。
西国分寺のカフェ「クルミドコーヒー」の店主、影山さんが、「カフェからはじめる人を手段化しない経済」という副題で書いた本です。
控えめに言って、すごくいい本でした。個人店を経営している人にとっては、大きく頷いてしまうポイントが多数あるのでは無いでしょうか。頭の中がお花畑系の話では無く、かと言って、「こうすれば儲かる!」的なノウハウ系の本でも無い、非常に「中庸」的に書かれています。
お客様の「消費者的な人格」を刺激しない
クルミドコーヒーがポイントカードをやらない理由を以下のように述べています。
お店に来てくださる方の「消費者的な人格」を刺激したくないと考えたからだ。それとは、「できるだけ少ないコストで、できるだけ多くのものを手に入れようとする」人格。つまりは「おトクな買い物」を求める人間の性向だ
クルミドコーヒーでは、テーブルにくるみが置いてあり、お客さんは(理論的には)好きなだけ食べることができます。この消費者的な視点を刺激してしまっていると、このくるみが持ち帰られたり、食べ放題なんだから、と無碍に扱われたりする可能性があります。お店がお客様の消費者的な人格でなく、受贈者的な人格(受け取ったものが大きいので、何かお返しをしたい、という人格)を引き出して付き合えているか、そのバロメータとして、テーブルの上のくるみを捉えているそうです。
消費者的な人格からは本は寄贈されない
本はとかく重いです。持ち運びに苦労します。でも、栄和堂には本を寄贈してくれる人がちょくちょく現れてくれます。寄贈したらコーヒーがタダになるわけでも無いし、ほぼ公式なアナウンスをしていないにも関わらず、です(近々しますね)
これはまさに「消費者的な側面でなく、受贈者的な側面」を覗かせてくれている証拠だと、この本を読んで気付かされました。栄和堂にとって、この本の寄贈が1つのバロメータになるのでは無いかと。
儲かるか、だけでは無く、価値があるか?
「儲からないでしょう」と言われる度に、「まぁぼちぼちですねー…」とお応えしていますが、なんとも言えない複雑な気持ちになります。
儲かるとは、より少ないコストでより大きな利益を生める、ということで、それは商いとして絶対に必要な視点です。それが無いとお店が潰れてしまう。ただその「少ないコストで大きな利益」という考え方は消費者的な側面と同様の考え方です。それがまずありきなのではなく、その上位の概念として「誰かにとって(これは僕や親父にとっても)価値があるかどうか」、それを徹底して考えるべきなんじゃないかと思います。
6月23日に、栄和堂初の音楽イベント「本と音」が行われます。 お申し込み方法:お名前と申込人数をご記入の上、下記いずれかの連絡先までご連絡ください。
- info@eiwado.space
- 0467-67-6814
- Facebookイベントページにて「参加予定」ボタン押下 → 本と音vol.1
- または店頭でもお申込可能
※詳細はこちら
いかにその人の「日常」になるか
今日、はてなブックマークでこの記事がバズってましたね。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160525-00001793-cakes-lifezasshi.news.yahoo.co.jp
記事中の「あなたが大好きなお店が続くために」以下の結論部分は、個人的に「ちょっと市場性を無視し過ぎているかな」と感じてしまいますが、以下の部分はリアル店舗の店長としてはなかなかに身につまされるものです。
僕は飲食店経営者として、新しくて話題のお店ができると、なるべく時間を作ってそのお店に行ってみることにしてるんですね。でも正直に言って、2回目ってまず行かないんです。他にもチェックしなきゃいけないお店はたくさんあるし、まあ1回行けば大体そのお店の雰囲気はわかるし、といった理由です。
そして一般のお客様もほとんどがこの気持ちなのではないでしょうか。新しいお店が開店して、話題になって、たくさんのメディアで取り上げられて、「じゃあ今度一度行ってみようか」ということになり、一度行ってみて、「結構良いお店だ」と感じて、SNSで「行ってきました。すごく美味しくて良いお店でした」と報告して、そしてもう二度と行かなくなりますよね。
「だから潰れてほしくなかったらお店に通ってよ!」っていうことが言いたい訳ではなく、これは現実として起こっていると思いますし、それを否定する気持ちもありません(自分もカフェ巡りをやりますしね)
この現実を受け入れつつ、考えるべきことは「いかにその人の日常になるか」であると感じたのです。
「来てくれる」ことがどれだけ大変なことか
「良いお店ですね。また来ます!」とお客様が言ってくれる時があります。その時は素直に嬉しいのですが、果たしてその中のどれだけの人が実際に来てくれるでしょうか。
もちろん人には色々な事情があるし、私自身も「また来ます!」と言っておいて、なかなか行けないこともたくさんあるので、その人に対して「この嘘つき!」とは思いません。ただ、何も会話できなかったり、すぐに帰ってしまったお客様でも、もう一度来てくれた時の方が何倍も嬉しい、それこそ飛び上がるほど嬉しいのです。
「来てくれる」ということは、その店を思い出し、行こうと意思決定し、実際に行動に移してくれないと行われません。当たり前ですが、行動が伴います。つまり「頭で考える論理的なものではなく、身体的で感覚的なもの」です。その行動に至るまではものすごく高い障壁があって、それを取り除くには、そのお店に行くことが日常となること、であると考えてます。(歯磨きをするように来て欲しい)
日常以上の特別なことは無い
先日、オズマガジンの対談で、ポンポンケークスの立道さんが言っていました。
八百屋さんがあってコーヒー屋さんがあって毎日通う店がある。日常以上の特別なことはなくて、そういう場所が鎌倉の中には意外となくて、珍しいと思います
JR鎌倉駅周辺であれば、一見さんをターゲットに、ものめずらしいコンセプトが受けるかもしれません。ただ、栄和堂のある深沢・梶原地区では、そうはいかないんですよね。商売をやっている方はみな、地に足をつけながら、奇をてらわず粛々と商売しているという感覚があります。そしてそれが本質じゃないかとも感じてます。
栄和堂があることで、日常の質を上げたい
旧栄和堂書店が閉店してから、深沢地区には本屋が無くなってしまいました。
今の栄和堂は本を販売していないので、いわゆる「本屋」ではありません。ただ「行けば何かしらの発見がある」とか「無限に立ち読み出来る」とか、本屋的な場所があることによって、日常の質を上げられるのではないかと思ってます。
「潰れてほしくなかったらお店に来てよね!」という理由付けなど要らず、「なんか分からないけどここに来ちゃうんだよね」という日常感覚で来て欲しい。
6月23日に、栄和堂初の音楽イベント「本と音」が行われます。 定員40名ですが、早速申し込みが来ているので、お早めにご予約を!
あなたの日常に「本と音」があったら、ちょっとだけ面白くなると思いませんか?
お申し込み方法:お名前と申込人数をご記入の上、下記いずれかの連絡先までご連絡ください。
- info@eiwado.space
- 0467-67-6814
- Facebookイベントページにて「参加予定」ボタン押下 → 本と音vol.1
- または店頭でもお申込可能
2016年6月23日(木)初の音楽イベント「本と音 vol.1」を開催します(イベント終了報告追記)
ブックスペース栄和堂初の音楽イベント「本と音」を6月23日に開催致します。
「本と音 vol.1」
- 日時:6月23日(木)19:00開場 19:30開演
- 出演者:原田茶飯事(はらださはんじ)・前川サチコ
- 料金:2,500円(ホットサンド2種類付き)+1ドリンク500円
- 定員:40名
- チケット予約:info@eiwado.spaceまでメール、もしくは0467-67-6814(ブックスペース栄和堂)に電話、もしくは店頭で直接申し込みでもOKです
- お名前とお申し込み枚数をご連絡ください
本棚に囲まれた落ち着いた空間で音楽ライブを楽しめます
本棚に囲まれた空間に、音楽は良く似合うんじゃないかなーと常々思っていて、今回様々なご縁が重なって開催に至ることが出来ました。特に夜は幻想的な雰囲気に包まれて、良い時間を過ごせそう!
ホットサンド2切れ付き!出演アーティストオススメの具材が入っている特別メニューです
チケット代金にはホットサンド2切れが含まれております!中身はなんと出演アーティストオススメの具材を使用したライブ当日限定ホットサンドです。中身は何かな〜?と楽しみにしていてくださいね。当日はコーヒーはもちろん、ビールなどのアルコールも販売致しますので、音楽にホットサンドにお酒にと、存分に酔いしれてくださいませー。
出演アーティストご紹介
原田茶飯事さん
とにもかくにも下記のサイトや動画をご覧ください!
↑この動画、なんとワンカットで撮影されております。ご本人からお話を聞いた時「めちゃくちゃ時間かかって大変やった…」と言っておりました。
前川サチコさん
↑ちなみに当日はグッドルッキングガイの皆様はおりませんのであしからず…。
お客様からつながったご縁
「ていうか音楽に疎い店長が、なんでこんな立派なアーティスト呼べるんだよ!?」と思った方もいるかもしれません。実は、この機会は栄和堂のお客様から頂いたご縁です。「本棚を通じて人とつながれる憩いのスペース」というコンセプト掲げて開店後約半年。少しずつ、しかし着実に種が育っている感覚が最近になってやっと出てきました。このようなご縁を頂いたお客様に本当に感謝しております。本当にありがたいです。
素敵な夜になることをお約束します!お気軽にお申し込みを!
平日の夜なので、途中からになってしまう…、等でも構いません!深沢の町に音楽がやってくる貴重な夜なので、この機会をお見逃しなく。お申し込み頂いた方から順番に当日の席を確保しておきます。料金は当日頂きます。
【お申し込み方法】
下記のいずれかの方法でお申し込み下さい。料金は当日お支払いいただきます。
- MAIL:info@eiwado.space
- TEL:0467-67-6814
- Facebookイベントページにて「参加予定」ボタン押下 → 本と音vol.1
- もしくは店頭直接申し込みもOK
- お名前とお申し込み枚数をご連絡ください
イベント終了報告
満員御礼にて開催することができました!ご来場頂いた方々、誠にありがとうございました!また栄和堂ライブやるので、是非来て下さいねー。
鎌倉の端っこで街の本屋を再発明をしています。お店の基本情報はこちらをご参照ください。